Ⓑ 攻撃失敗の場合
 〈MISSの場合〉
 CM キャッチミス
 PM パスミス
 DD ダブルドリブル
  CH チャージ
 OS オーバーステップ
 L ラインクロス
 OT オーバータイム
 PA パッシブプレー ほか
 これらの記号と,誰がミスしたかの番号をミスの欄に記入する。
 *これも慣れてきたら,そのミスが速攻もしくはセットで起こったものかという区別や,同じパスミスでもラストパスのミスか,それとも単につなぎのミスかも区別するとよい。
 〈シュート失敗〉
 POST,S  ポストシュートミス
 LONG,S  ロングシュートミス
 CUT,IN  カットインミス
 SIDE,S     サイドミス
 PENALTY ペナルティーミス
 ETC F,B 速攻などの時のミス 
 シュート成功の場合と同様に,その内容にあった欄に,選手の番号とシュートコースを記入する。
 *GKにキープされた,バーに当たった,外へはずしたなどを記入するとよい。

<シュートポジション>
ロングシュート・・R(右)45,L45,C(センター)
ポストシュート・・R(右),L(左)、C(センター)
サイドシュート・・Rサイド、Lサイド

<シュートコース>
 (∩)ループシュート
 (又)股下シュート
<特別な記入の例>
④ スウェーデンの7分台の攻撃(※1)
 これはペナルティーで,9番の選手がシュートを決めているが,ポストのところに×の印がつき6Cと書いてある。これは6番の選手がC(センター)ポストの位置でペナルティーを得たことを表しているが,チームとしてたいへん貢献をしたことになるので,あとで評価するためのものである。
⑤ スウェーデンの18分と19分の間の攻撃(※2)
 このようにR⌒と書いてあるのは,シュートしたボールがリバウンドして再び味方が攻撃をしたことになる。この場合は,攻撃回数は1回として数える。同様なケースはスローインの時も考えられる。そのときは( )の横にT,Iと書く。
○ タイムテーブルのところにあるギザギザの波線は,この攻撃の失敗が相手の速攻につながったことを示している。(※3)
⑥ スコアの一番上の段の⑨は,9番の選手が警告を受けたことを示す。同様に番号に▽がついているのは,その選手が退場したことを示し,△は戻ったことを示す。したがって▽と△の間は2分間となり,その間のプレーは6:5という数的優位な状況でのプレーであり,それぞれのチームがどういう攻撃を仕掛けてくるかがよくわかる。

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