3)大会期間中

①プレーヤーの栄養,休息,身体の手入れ(けがや疲労しているところ)など,身体のコンデイション作りに気をつける。
② 相手チームの情報を収集(たとえば,個人個人の特徴や弱点,およびチームとしての特徴や弱点)し,戦力分析をして作戦を立てる。
③ 気分転換のための散歩(その土地の名所・旧跡を見て歩くなど)を取り入れることも必要である。
④ 寝冷えなどで風邪をひいたり,お腹をこわしたりしないように注意する。

4)シーズンオフ

① 現在のハンドボール界は,年間相当数の各種大会(予選を含む)があり,シーズンオフといった期間が少なくなっているのが現状である。 この少ない期間を有効に活用することが,勝敗の行方を左右すると思われる。
  この期間には,基礎体力や基礎技術の養成を図り,とくに身体作り(パワーアップ,持久力,柔軟性など)に重点をおいてシーズンに備えるようにする。
② いろいろな測定や検査を実施し,個人個人の体力,運動能力,性格などを分析し,トレーニングやチーム作りの方向性を見いだす。
③ 納会や送別会の計画が持たれる時期なので,これを利用してチームのコミュニケーションを図っていく。

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