2.スコアのつけ方例

 このスコアシートは,基本的にはシートの中央に横書きしてあるタイムテーブル(1〜30の数字)にともなって,それぞれのチームの攻撃の最終場面の内容(いつ,どこで,誰が,どのようなプレーを,シュートコースetc)を記入していくもので,タイムテーブルを境に上に1つのチーム(ここではスウェーデン),下にもう1つのチームにこでは旧ソ連)を記入するものである。これは前・後半1枚ずつで,2枚で1試合となる。そして集計の際には,スウェーデンチームからみれば上が得点内容,下が失点内容という理解ができる。
 実際の記入にあたっては,まずテキストにも示してあるように,できればシートの隅に両チームの先発メンバーの攻撃位置,守備位置を書いておくとよい。そして,ソ速(旧)のところに←→と書いてあるのは②の選手と④の選手が攻撃と防御で交代するということを示したものである。
 記入していく時は,そのプレーが行われた時間のところから上に線を引き始め,縦軸の書いてあるプレーの内容の中から該当するところまで線を引き,そこにそのプレーを行った選手の番号とそのポジション,シュートコースなどを記録していくものである。(例えば,スウェーデンの最初の攻撃は,中央のポストで6番がゴール左下ヘシュートとなる)
 このスコアに記入する攻撃内容については,以下のようである。

 攻撃内容は大きく2つに分けられる。

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