2)シーズン中の注意

① シーズン中は,大会その他の試合,遠征(合宿生活)などが中心となる。とくに公式戦が中心となるため,精神的にも肉体的にもかなりの疲労が考えられるので,休養日の取り方も重要になってくる。
  休養も完全に休むだけではなく,場合によっては軽く身体を動かしたり,ハンドボールとは違ったレクリエーション的なものを取り入れるなど,いわゆる積極的休養の方法も効果がある。
② シーズン初期には,個人を中心とした基礎的な技術練習に重点をおき,個人のレベルアップを図るようにする。
③ 基礎技術は,年間を通して反復練習することが大切である。
④ シーズンが深まるにつれ,オフェンズやディフェンスのいろいろなコンビネーションやフォーメーションの練習に重点をおき,チームとしてのそれぞれのフォーメーションを決定していく。
⑤ 試合が近くなってきたら攻防戦の練習を増やし,チームプレーやコンビネーションの練習に重点をおくようにする。
⑥ とくに試合直前には,身体のコンディションの調整に気をつける。

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