- づけられた課題はない。ルールによって制限されるプレーの仕方が存在するだけである。すなわち,ここではある目的を達成するために,情況に対応すべき身体の側に現われる目標を課題と呼ぶ。それゆえ,そこにおける技術は戦術的であり,いわゆる戦術的技術というものも存在しよう。
- 19)前掲書1.:S.127 .
- 20)運動分析は様々な視点から運動現象を記述し研究する方法の総合概念である。映画記録法は力量記録法とならび,生力学によって利用される研究方法であり,運動記述を客観化するためのものである。
- 21)前掲書14.:pp.45 - 59.
- 22)金子明友:「競技体操における技の表記」,東京教育大学体育学部紀要,Vol.12 ,1973.:pp 56 - 64.
- 23)前掲書14.:p.44.
- 24)同 上 22.:p.56.
- 25)同 上 :pp.53 -56.
主要参考文献
- 1)アルンハイム,R.:関 計夫訳:視覚的思考,三陽社,1978.
- 2)ボイテンディック:浜中淑彦訳:人間と動物,みすず書房,1977.
- 3)調技孝治:タイミングの心理,不昧堂新書1977.
- 4)フェッツ,F.:阿部和雄訳:体育の一般方法学 一体育指導の基礎としてー,プレスギムナスチカ,1977.
- 5)フェッツ,F.:金子明友・朝岡正雄訳:フェッツ体育運動学,不昧堂,1979.
- 6)市川 浩:精神としての身体,幼草書房,1977.
- 7)井上尚美・福沢周亮・平栗隆之:一般意味論一言語と適応の理論ー,河野心理,1974.
- 8)金子明友:「体操競技の体力と技術」,体育の科学,Vol.18,No.5,1968. 9)金子明友:「運動の概念の問題性」,体育の 科学,Vol.18,No.11 ,1968.
- 10)金子明友:「器械運動における技の体系化の基礎」,体育学部紀要(東京教育大学)Vol.8,1969.
- 11)金子明友:「競技体操における技の表記」,体育学部紀要(東京教育大学)Vol.12 ,
- 12)金子明友:「運動学からみたスキル」,体育の科学,Vol.24,No.7,1974.
- 13)金子明友:「器械運動の技術と定着過程」,体育科教育,Vol.23,No.9,1975.
- 14)金子明友:「体操競技の運動における美学的一考察」,スポーツ美学論,不昧堂,1976.
- 15)金子明友:「体操の技術」,体育における体力論・技術論,不昧堂,1976.
- 16)金子明友:体操競技のコーチング,大修館,1976.
- 17)金子明友:「研究と現場をつなぐもの」,女子体育,Vol.19,No.6,1977.
- 18)金子明友:「運動技術論」,序説運動学 現代保健体育学大系(9),大修館,1977.
- 19)金子明友:「運動学からみたスポーツ」,講座・現代のスポーツ科学用スポーツの科学的原理,1977.
- 20)Käsler.:Handball,KarI Hofmann7060 、Schorndorf, Stuttgart , 1976.
- 21)岸野雄三:「運動学の対象と研究領域」,序説運動学 現代保健体育学大系(9),大修館,1977.
- 22)岸野雄三:「スポーツ科学とは何か」講座,現代のスポーツ科学(1)スポーツの科学的原理,1977.
- 23) 小林一敏:「情報論からみたスキルの構造」,体育の科学,Vol.24,N0.7,1974.
- 24) 小林一敏:「運動技術のポイントの押え方」,学校体育,No.6,1975.
- 25) 的場益雄:「ハンドボールの技術史」,スポーツの技術史,大修館,1974.
- 26) Meinel,K.:Bewegungslehre , Volk und Wissen Volkseigener Verlag, Berlin.1971.(4.Aufl.)
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- 1. はじめに・・・・・・・・・・1
- 2. 観察と記述の対象ー目的・・・1
2
- 3. 観察と記述の方法・・・・・・3
4
- 4. (事例)—シュート運動の分析法・・・5
6 7 8 9 10 11
- 5. 結論ー観察と記述によるとらえ方の方向性と問題性・・・12
- ◎ 結論のまとめ(観察と記述によるとらえ方の方向性と問題点)・・・13
- 注・・・14
- 主要参考文献・・・15
16