学習指導要領とハンドボール

平成20年3月28日に改訂告示された小学校新学習指導要領では、5・6年生のボール運動が現行の扱いの中で、「ゴール型はバスケットボール及びサッカーを,ネット型はソフトバレーボールを,ベースボール型はソフトボールを主として取り扱うものとするが、これらに替えてそれぞれの型に応じたハンドボールなどのその他のボール運動を指導することもできるもの」とされ、さらに「学校の実態に応じてベースボール型は取り扱わないことができる」とされた。ハンドボールは子どもたちの投能力を中心とした体力・運動能力の向上に適していることに加えて、他のボール運動より教材づくりや戦術学習が容易であること。さらに、小学1年生から6年生までの児童にとって取り組みやすく、楽しくできることなど、独自の諸特性をもっていることが明らかにされている。

(ハンドボール研究集会要項より(日本ハンドボール協会))