この件については、佐藤靖先生の「カウントダウンゲーム」を参考にしてください。

カウントダウンゲームのルール(下記左)および投げとジャンプシュート(右)指導の資料です。

sato-countdown1      sato-count-2(クリックして拡大してください)

ハンドボールは小学生にとって、とても親しみやすく、走跳投の基礎的な運動能力の獲得ができるほか、相手をかわしたり、よい位置の取り方を学ぶなどスポーツの戦術能力の獲得が期待できます。それは、片手で握れるボールを人間がもっとも器用な手で扱うことができるスポーツだからです。

ルールの設定では、歩数の制限によって、子供たちの動きが活発になったり、消極的になったりします。

初めてハンドボールをする子供に、3歩の制限をつけるとせめてシュートを狙うという本来の動きをするより、歩数を数えることに気持ちがいってしまいがちです。「1,⒉,3歩」とプレイする本人が数えながら動くこともあります。

それよりもっと、ゲーム本来のシュートをねらうということに積極的になるような歩数制限をもうけながら、授業をすすめていくようにすればよいかと思います。

低学年や中学年では、最初はボールをもって制限なく動くことからはじめたらどうでしょうか。

その後様子をみて、あるいは子供たちの要望によって、3秒の制限へとすすみ、本来の3歩制限へと進めていけばよいのではないでしょうか。

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