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できるようにする。
3.3対2など試合に近い場面で,ノーマークの位置に方向変換する。
①どこに移動すればよいかがわからない。
〈段階的指導〉
1.試合の速攻で起こりやすい場面を取り出し,パターン練習で自動的に正しい位置へ移動できるようにする。このとき,できるだけ多くのパターンを教える。
2.4対3などアウトナンバーの状況を設定し,パターン練習で得た判断力を利用して,攻撃 チーム内で誰がどこへ移動するのが適切かを判断する能力を養う。
3.対等の状況から,どの位置に移動すると自分のマークをはずしやすいかを判断し,移動できるようにする。
技術と指導のポイント
①空間が大きい地域に方向変換し,移動する。
②ボールと自分の間にディフェンスがいない位置,つまりパスを受けやすい位置に移動する。
③シュートへ導きやすい地域に移動する。
技術
最近,体育館や靴などの施設や用具の開発が進 み,未熟でも容易にストップできるようになった。 しかし,ストップの基本動作を身につけていな いと,膝関節に極端な負荷がかかり,前十字靭帯や半月板の損傷を招くこともある。
①両足の膝を内側にしめ,両足の母指球で地面を押さえるようにする。
②上半身は腰を折らず,低い姿勢で直立しバランスを保つ。
未熟練者の特徴と指導
ストップ時に前につんのめる場合が多い。
1.自分のコントロールできる速度での正確なストップ練習。
2.全力疾走での合図によるストップ練習。
3.状況に応じてのストップ練習。
〈体力強化〉ウエイトトレーニングなどで筋力の強化を図る。
〈技術向上〉膝をしめて両足母指球でストップする。
初歩の段階
●ボールなしでの基本ステップワークを身につける。
●自由自在に自分の思う方向に移動できる。
①ステッビング