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未熟練者の特徴

 キーピングのパターン(動き出し時機,フォーム)がー定で,動きを予測されやすい。

①身長の高いゴールキーパーは,上述のどちらのキーピング方法でもよいが,身長の低い選手(女子を含む)は,右足を軸にしたタイプを使う場合が多い。

②シュートに対して受け身にならず,身体で壁を作ってはずさせるようにキーピングする。

(4)ボールミート

解説

123-2

 ボールミートは,ゴールキーピングの最終段階である。ボールをよく見てミートするように努力する。

①身体全体を使ってシュートボールを阻止する。

②できるだけ前に落とし,速攻につなげるようにする。

③後方にそれたボールを,全速力でとりにいく。

未熟練者の特徴

手の平でボールをミートしようとする。

指導のポイント

 手足でシュートを阻止するのではなく,身体全体で阻止する。

練習

く壁ドリブル〉

①壁に向かって2mほど離れて立つ。

②ボールを壁に向けて蹴る。

③リバウンドボールを逆の足で再び蹴る。

④慣れれぼ壁との距離を短くする。

⑤蹴りを強くしてリバウンドを早くすると,素早い反応練習ができる。

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