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 〈2人組足ドリブル〉
124-1

①2人が約2m離れて相対する。

②ボールを足で蹴る。

③相手は直接蹴り返す。

④左右にパスを変化させる。


 〈コースを決めてミート〉

①キーパーはゴールの中央に位置する。

②7m付近からコースを決めて連続してシュートする。

③ボールミート後,いつもゴール中央のホームポジションに戻る。

④テニスボールでミート練習する。

⑤2個のボールを同時にミートする。

⑥バットでヒットするとコースを予測しにくく,ボールミートの練習になる。

く壁リバウンド〉
124-2

①壁に向かって3mほど離れて立つ。

②キーパーの後方から壁にボールを投げる。

③キーパーはリバウンドボールを止める。 


 〈連続シュート〉

①シューターは,ボールを持ってコートの中央に縦に並ぶ。

②先頭の合図で,決められた場所に次々とシュートする。

③上下左右と,シュート位置をバラバラにしてシュートする。

④キーパーが対応できるぎりぎりのタイミングで投げる。 

〈扇形交互シュート〉
124-3

①フリースローライン上に各自がボールを持って並ぶ。

②左右交互に投げる。


(5)速攻のボール出し

解説

 ゴールキーパーは,シュートを阻止するだけではなく,素早く味方の速攻につなげなければならない。

未熟練者の特徴

 ボールシュート時に姿勢が崩れ,ボールの処理が遅くなる。

指導のポイント

 シュート阻止後のボール出し(処理)をつねに考えて行動する。

(6)総合練習

 各種シュート練習で上記の項目に注意し,総合的なキーピング法を習得する。いつも同じ方法で練習するのではなく,工夫を怠らないようにする。

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