第４章 技術･戦術と指導法
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攻めるなど，攻撃を継続させる。
③ロングシュートができるようにカットインする。
④前に注目が集中しやすいので，ポストにチャンスが生まれやすい。
〈ポジション別役割〉
・サイド・・・自分のマークをはずし，シュートと45度を引きつける。
・ポスト・・・ノーマークの位置へ移動してパスを受ける。また，パスをつないだりブロックして味方の攻撃を助ける。
・45度・・・ロングシュートやポストへのパス。
・センター・・・ロングシュートやポストへのパス。
未熟練者の特徴
ポジション移動にあくせくしてシュートできない。
指導のポイント
パスを受ける瞬間は，常にシュートできるようにステップしておく。
【フォワードクロス】
解説
ポストとサイドのプレーヤーがローリングしてディフェンスを混乱させ，フローターのロングシュートを導き出す攻撃方法である。
①ゴールエリア付近をフォワードが移動して，ディフェンスを撹乱する。
②フォワードの動きに注意を向けるので，フローターは位置取りを容易に行える。
③フローターは，ロングシュートのチャンスを狙って攻撃する。
くポジション別役割〉
・サイド・・・ローリングでディフェンスを擾乱し，パスをつなぐ。
・ポスト・・・サイドやポストでシュートを狙う。
・45度・・・ロングシュートやポストへのパス。
・センター・・・ロングシュートやポストヘのパス。
未熟練者の特徴
①フローターとポストの動きがかみ合わない。
②攻撃が中央に集中する。
指導のポイント
①ポスト，サイドは，ローリングの途中でパスをつなぐ。
②ポスト，サイドは，ローリング時に積極的にノーマークの位置に移動し，シュートチャンスを狙う。
フローターは，ロングシュートを積極的に狙う。
（３）チーム攻撃戦術と攻撃例
ここに示したのは攻撃の最終部分であり，この前に，早いパスと位置取りでディフェンスを擾乱しておく必要がある。
そのため，以下の点を考慮して攻撃を組み立てるとよい。