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①攻撃の導入では,パスの方向や動きをディフェンスに予測させ対応させる。ディフェンスが予測による行動を始めたとき,予測を覆す本攻撃に移る。
②ボールをフリースローラインの外で展開させるのではなく,ポストにつなぐとディフェンスの視野を狭められ,攻撃を有利にできる。
③ディフェンスに意外性を持たせる攻撃を心がける。
6−0ディフェンスは,ディフェンスの間隔を狭くし,ゴールエリアラインの突破を阻止する。そのため,まずロングシュートで得点し,ディフェンスを前に引き出すことを考えなけれぼならない。
ディフェンスの引き出しに成功したなら,ポストからの攻撃を工夫する。一般的に6−0ディフェンスは左右の動きに弱いので,ディフェンスの視野外からの攻撃が有効である。