はじめに

第7回女子ユース世界選手権は、 2018年8月にポーランドで開催された。アジアから日本、韓国、中国、カザフスタンが出場し、日本は14位の成績であった。韓国は3位の好成績を収めている。ユース大会は始まって7回の新しい大会である。(過去成績一覧表

日本、韓国は第1回大会から連続して出場しているが、韓国は準優勝1回、3位3回とこのカテゴリーでも、優秀な成績を収めている。韓国はこの年代の女子強化も進んでいることが伺われる。

ベスト8までの成績は、韓国を除いてすべてヨーロッパ勢であり、この年代の強化もヨーロッパ優位な状況が続いている。24チーム出場による大会は今回を含めて、5、6回大会である。この近い3大会でも、ヨーロッパ以外のチームがベストエイトに入ったのは、韓国、ブラジル(7位1回)のみである。

フル代表を強化するためには、ジュニア層からの一貫した普及と強化が必要であることは明白であるが、各国や地域の普及・強化策を知ることは難しいことである。

そこで、大会に参加するチームの選手のプロフィールを分析することで、その国、地域の強化や普及状況を類推することは多少出来るのではと考えます。

下記の表・グラフは、全体、及びチームの選手のプロフィールを分析したものである。

資料は国際ハンドボール連盟のホームページから大会に出場するチームのTeam Roster(

登録選手リスト)をダウンロードして、統計処理したものである。

グラフのうち、赤は、日本選手である。チーム毎に示した表やグラフは、成績順に表示している。

表や図に関して、見れば一目瞭然であるので特にコメントしないが、世界におけるユース世代の選手像が、垣間見ることが出来る。

全出場選手の年齢、身長等全体像

all

全出場選手の身長(頻度)

height

全出場選手の体重(頻度)

weight

全出場選手の国際試合の出場数(頻度)

match

全出場選手の国際試合での得点(頻度)

goal

各出場チームの身長(成績順)

height height

各出場チームの体重(成績順)

weight weight

各出場チームの国際試合出場数(成績順)

match match

各出場チームの国際試合での得点(成績順)

goal goal

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