現代スポーツコーチ実践講座7
パスの動作はできるだけ速く行う。速く行うことによって,パサーやレシ ーバーをマークするD・Fの位置どりが遅れ,パサー,レシーバーとも次の動 作が行いやすい。
〈クイックパス〉
・手首だけを使ってパスをする。
・できるだけ速い動作でパスをする。
パスのコースが対角線を結ぶような,あるいはコーナーからコーナーヘ飛 ぶようであれば,D・Fの視野外をつくパスとなり,D・Fの動きを誘う結果と なる(図39)。
ボールのスピードは,自分や相手の状況に応じてスピードボールとスロー ボール,その中間のスピードと使い分ける。
パスのコースはD・Fとの関係にもよるが,パスをもらう側が味方や相手の 状態を視野の中にいれたままで,しかもボール操作にすぐ入れる位置が望ま しい。その位置は胸から顔の位置で,特に右肩は投げる動作の面ではベストである。
高い位置や低い位置にくるパスは,キャッチしにくいばかりでなく,D・F や味方から視線をはずすことになり,プレーがしにくくなる。