イ.切れのあるシューター(リリース時の加速が大きいプレーヤー)

リリース時の加速が大きいということは,スナップが利いているということである(図35)。リリース前の0.03秒間に6.9m/secも速度が上がっている。 22名中最大であった。普通のプレーヤーより遅いスピードでスイングの中間局面まで進み√フォワードスイング後半の部分で一気に加速される投げ方である。

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ゴールキーパーにとってみれば,タイミングが合わせにくい選手ということになる。加速されていく状態が一般のプレーヤーと異なっているために,G・Kの最終判断の時機であるフォワードスイングの初期の情報では,最終スピードの予測が難しいのであろう。こういうシュートを「切れのあるシュート」ということができる。次ページに続く 

このプレーヤーは,学生時代からシューターとして一級の技術の持ち主 でもあり,世界学生選手権では,得点王にも輝やいた選手である。

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