e.バックスイングを深くとる

バックスイングを終わった段階の姿勢で、ボールが頭の後方に隠れているフオームをしている場合,G・Kには,シュートの方向予測が困難である。「腕が遅れて出てくる」と表現されるが,方向予測がかなり明確になるまで,ボールが出てこず,出てきたときにはスピードが乗っているからである。それに比べて,バックスイングが終わった段階で,ボールと手首,腕がG・Kから見える場合は,フォワードスイングの開始と同時に,方向予測ができる。また,こういうフォームは,スピードも出ない(写27,28)。 82-p1

f.シュート方向と視線

シュート方向の決定が,そのまま視線の方向に現われるプレーヤーがいる。こういうプレーヤーに対しては,シュートする前に方向を予測することができる。 G・Kを見たままシュートするが,視線の動きを「フェイント」として 使うことが望ましい(写29)。 83-p1

第2章目次へ  攻撃の基礎技術目次へ  次のページへ 本書籍目次へ