(3)ドリブル
ドリブルは,シュートやパスや1対1の突破時に付随して行われる技術である。
ドリブルがうまくできるためには次のことが必要である。
- ①ボールを十分にコントロールできること(写50)。
- ②左右の手でドリブルができる。
- ③利腕だけでなく左手でも同様にドリブルできるようにする。
- ④ボールを見ないでもドリブルできる。
味方,相手を見ながらドリブルができなければ,チャンスを見逃し,ドリブルでチャンスを失ってしまうことになりかねない。
- ⑤ドリブルしながら方向を変えることができる(写51)。
- ⑥ディフェンスのいる場合のドリブル。
ディフェンスのいる場合は,ボールを自分の身体で守るようにしてドリブルする。
- ⑦速攻での連続ドリブル。
片手で連続して行われるドリブルは,速攻時によく見られる。全力で走りながらボールをコントロールできる技術が必要である(写52)。
●50
・指でボールをコントロールする。・パチパチと弾くようにしてドリブルしない。・はね返ってくるボールを引きながら,押すようにする。・腕,手首を中心として身体全体でリズムをとる。
●51ドリブルしながらの方向変換
①D・Fから常に遠い腕でドリブルする。
② 身体をひねりながら方向変換し,ドリブルする手も変える。
第2章目次へ 攻撃の基礎技術目次へ 次のページへ 本書籍目次へ