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●3片手で保持。走りながらいつでもパスできる姿勢での保持。

②ボールを片手で扱うことについて

従来ボールは両手で扱うものであった。現在も,ほとんどの者がそうしている。それは,手の大きさに比べてボールが大きいからである。もし,野球のボールのようにハンドボールが小さければ,皆ボールは片手で扱っていたことであろう。近年,ボールの製作技術が向上し,一定の大きさを保てるボー ルになった。またプレーヤー自体が大きくなったことや,特殊な粘着性の物 質(一般的には松ヤニといっている)を手につけるなどで,ボールを片手で 保持し扱うことが可能になってきた。片手で扱うことの利点を挙げてみると,

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