ミーティングには定例のミーティング,練習前後の簡単なミーティング, 試合前後の作戦ミーティング,それと特別な問題か生じた場合の臨時のミー ティングなどかある。

各ミーティングで話し合う主な内容を以下にまとめてみた。

定例ミーティングでは練習計画や内容を伝える,戦術・技術・トレーニン グについての理解を深める,チームに対する意識を確認する,チームの運営 に関する話し合い,ハンドボールのルールなどについての研究,選手間の親 睦をはかるなどについて自由に討議してチームのメンバーの相互理解を深め ることをねらいとする。

練習前後のミーティングでは,まず練習前にその日の練習目標や内容を伝 え,健康や安全に対するチェックを行う。練習後のミーティングでは簡単に その日の反省をし,今後の課題を話し合うとよいだろう。

作戦ミーティングは試合前のミーティングと試合後のミーティングとに分 けられる。試合の前のミーティングでは相手チームの情報を正確につかんだ 上で相手チームの特徴を明らかにし, 自チームの戦い方についての策をねり, 選手か果たすべき役割を具体的に示してやったり,メンバーの確認をした りすることか主な内容となる。また試合後のミーティンクでは試合の記録を 分析して勝因や敗因を探り出し,その解決へ向けての具体的な方法を話し合 う。

臨時のミーティングでは選手の退部や休部などの問題を,チームの仲間で 話し合い解決に努めなければならない。

ミーティングの他にチームの意思疎通をはかるもう1つの方法に,チーム 日誌がある。チーム日誌には練習月日,時間,場所,練習の目標,練習の内 容,練習方法,練習の反省などを細かく記録しておき,これを長期にわたっ て保存しておかなければならない。日誌をつけることによってチームの状況 を的確に知ることができ,反省の資料としたり,選手と指導者,選手と選手 の間の相互理解を深めるための役に立つであろう。

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