3.欲求不満の解決方法

いろいろな考えを持った人々の集まりであるチームでは,選手間に感情的 な対立や利害関係から欲求不満か生するのは避けられないことである。選手 の欲求不満が高じるとチームのメンバーも練習意欲を失い,チームの目標達 成へ向けての望ましい活動が困難となる。

技術的なことに関する欲求不満に対しては,コーチはすべてのメンバーに 対してできる限り平等な質と量の練習と試合の場を与えるようにすることか 大切である。

また監督,コーチは技術面からだけで選手を評価するのではなく,全人的 な視野を持って1人1人の選手を評価してやらねばならない。チームにおけ る自分の存在価値をそれぞれの選手が感じることができるようにすることが 重要である。そのためには監督やコーチは,練習の場だけで選手と接するの ではなく,日常の生活を通して選手をより深く理解するよう努力しなければ ならない。

く第5 章参考文献>

1) 「コーチのためのスポーツ人間学」勝部篤美,条野豊/編大修館書店
  1981
2) 「現代スポーツ社会学」梅村清弘/編講談社1972
3) 「コーチのためのスポーツモラル」金子藤吉/著逍遥書院1961
4) 「バレーボール」加藤橘夫,他/編不昧堂1969
5) 「チームワーク」川喜田二郎/著光文社1969
6) 「バスケットボール」吉井四郎/著不味堂1969
7) 「スポーツ規範論」体育原理研究会編不昧堂1981
8) 「現代トレーニングの科学」猪飼道夫,他/著大修館1968
9) 「コーチング理論」笹本正治/著逍遥書院196

第5章目次へ 本書籍目次へ