(2)シュート

G・Kがゲームでシュートをする場面は,時どき見られる。それは速攻のとき,パ久をカットしようとした相手のG・Kの動きを見て,G・Kがシュートする場合である(図65)。

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図のAの位置は,投げようとする瞬間は,ともすれば相手のG・Kの動きが視野から離れるために,カットされやすい地域となる。

(3)フィールドプレーヤーとしての攻撃技術

G・Kはゴールエリア内にいる限り,特別のルールを課せられたスペシャリストであるが,いったんゴールエリアから離れると,フィールドプレーヤーとしての規制を受けることになる。 G・Kが7人目のフィールドプレーヤーとして攻撃に参加することができるなら,ハンドボールはもっとスリルに富み, おもしろさが出てくるであろう。

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