(6)フェイント

 G・Kのフェイント動作が最もよく現われるのは,シュート阻止動作における「誘い」である。構える位置を少しずらしたり,構えの姿勢を変えたりして,意図的に「空いている部分」を作り,シュートをそこに誘い込もうという場合である。この誘いの動作は,誘いの動作を行う時機が大切である。シューターの判断に余裕のある時機に「誘い」を行った結果,逆に読まれて失敗する例が多い。シュートした瞬間,シューターに「しまった」と思わせる 時機に行うことが重要である(写81)。 151-p1

●81 G・Kのフェイント(例)つめるとみせかけて,浮かしシユートを誘い    阻止する。

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