ボールを使ってのトレーニング法は?
ボールを扱ってのトレーニングは、体育の授業ではモティベーションとして導入の手段で用いてもよく、また高度なプレーを目指すクラブなどでも気分転換をする目的として行うのもよいでしょう。
ボールを使ってのトレーニングは、競争をしなくてもそれを行うだけで楽しいものですが、やはり競争の要素を入れて行った方がより効果があります。
時間内で回数を競わせたり、リレー形式にしたり、その場の状況に応じて、同じ手段でもいろいろな方法があります(写真参照)。
- ①脚のまわりにボールをまわす。
- ②両脚の間を使ってボールを上下に転がす。
- ③ボールを脚先まで転がし、その瞬間足先をはね上げてキャッチする。
- ④寝て投げ、半身起こしてキャッチする。
- ⑤座って投げ、立ってキャッチする。
- ⑥寝て投げ、起きてキャッチする。
- ⑦股下より投げ上げ、振り向いてキャッチする。
- ⑧頭上よりボールを落とし、すばやく股下より手を伸ばしてキャッチする
。⑨脚を交互に上げ、その下をボールを交互に通す。
- ⑩ボールを股下に維持し、下に落とさないようにからだを入れ替えてキャッチする。
- ⑪ボールを投げ上げ、前転してキャッチする。
- ⑫スキップをしながらドリブル。
- ⑬座って自分の周囲をまわす。
- ⑭ジャンプしてドリブルする。また一回転ジャンプしてドリブルをつづける。
- ⑮寝ころんでドリブルする。
- ⑯二人組でドリブル。後者はドリブルしながら前者についていく。
- ⑰いろんな体勢から合図によってボールをとりあう。
- ⑱ボールとり。
- ⑲お互いがドリブルしながら、相手のボールをカットしあう。また片方がドリブルし他者がカットする。
- ⑳後ろから投げちれたボールをとりあう。
- ㉑お互いの背中でボールをはさみ、上下運動をしたり、横跳びでボールを運ぶなどする。
- ㉒写真のようにボールの受け渡しをする。
- ㉓写真のようにボールの受け渡しをする。
- ㉔一方から投げられたボールを他方からあてる。
- ㉕座っている者は、立っている者の合図「ノーバン」「ワンバン」に応じてキャッチする。
- ㉖寝ころんでパスしあう。
- ㉗後ろ向きでパスしあう。
- ㉘一回転してからキャッチする。
- ㉙キャッチしてから一回転して投げる。
- ㉚ボールを見ながら側転し、側転が終わる頃に投げられたボールをキャッチする。
- ㉛ボールをジグザグに転がして相手を抜く、他方はカットする。
- ㉜ボールピックアップ。三歩走らなければとれないところにボールを投げてキャッチさせる。一〇本くらいノーバンでとらせるとよい。
- ㉝いろいろな姿勢から投げられたボールをキャッチする。
- ㉞合図と同時に投げられたボールを握り返してキャッチする。
- ㉟ボールを投げ、馬の下をくぐつてノーバンでキャッチする
- 。㊱一方の者から投げられたボールをとってすぐ返し、他方に走り同じことを繰り返す。
- ㊲中央にいる者にあてるように軽くボールを投げる。中央にいる者は、ボールから逃げる。
- ㊳三角カット。三人は三メートルくらい離れて立ちパスをする。中の一人(二人)はカットする。
- ㊴同じことをゴロで行う。
- ㊵ボールをつかむ者に番号をつけておき、番号を呼ぶと同時にボールを投げる。いろいろな体勢から行うとよ
- ㊶人数よりボールの数を少なくしておく。番号をいわれた列は、ボールを取りにいく。
- ㊷いろんな方法でボール運びのリレーをする。ボールの運び方は、写真に示すようにいろいろと考えて行う。
- ⓐドリブル。
- ⓑボール転がし。
- ⓒボールを脚にはさんでのジャンプ。
- ⓓボールを持ってのサイドステップ。
- ⓔボールを転がしながら後方へのカエル跳び。
- ⓕボールを使ってのうさぎ跳び。
- ⓖキック。
- ⓗボールを腹にのせて歩く。
- ⓘドリブルをして馬をくぐる。
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