6年生授業の動画

1 5年生の授業(男女混合)

○ 3時間日の授業です。
○ 男女混合チームです。(男子3名、女子2名)
  チーム編成は、校長がしました。
○ 得点者が、ダッシュで交代しキーパーになります。
○ 女子の得点は3点。クロスバーも3点、カラーコーンに当てても3点。
  カラーコーンを加えるのは、我ながらベストです。全員が、サイドからの
  シュートを積極的に打ちます。特に女子。投力のない女子も。
○ 女子はオーバーステップなしです。(5時間日からは少し制約しました。)
○ キーパーが活躍、有利なゲームにしています。
  ほとんどキーパーボールにしますし、キーパーにぶつけるシュートはキー
  パーの得点になります。キーパーが女子なら3点です。
△ 12月で寒いので、いつも以上にキャッチミスが多いです。
  やっぱり、パスキャッチが一番の課題です。
△ シュート練習が足りませんでした。
  このDVDの授業では、一度もシュート練習や学習をしていません。

指導の手立て

  本単元の指導にあたっては、子ども達の運動欲求を満足させ、男女みんながシュー
 トするゲームにして、ハンドボールの楽しさを味わわせたい。
  そのために、以下の7点に留意し、手立てを組む。
  ① ボール操作を含めた準備運動の工夫をする。(ボールに慣れる)
  ② 基礎技能習得を保障すること。
   (パス、キャッチ、動きながらパスキャッチ、ランニングパス等)
   (1人ボール1個で練習、壁当て、ワンドリランニング、シュート等)
  ③ 1時間の学習では、2試合する。(試合⇒作戦⇒練習⇒試合⇒反省)
  ④ ボール軌跡図、プレーヤー軌跡図、シュート・触球回数調査等を録りながら、
    自分達のゲームを分析させ、スポーツの知的好奇心を高める。
  ⑤ 作戦版で作戦会議をし、学び合い・教え合いの雰囲気を作る。
  ⑥ ルールやコートを配慮する。(女子も得点し易くする。)

 

<5年授業の基本的ルール>

・コート  18mx12m ゴールエリア5m

      片側サイドラインなし(壁反射あり、ボールデッドがない。)
・ゴール  小学生用ハンドボールゴール 3mx2m
・ボール  学校体育用ハンドボール1号球(握れるもの、目に安全なもの)
・人数   6名(うち1名がキーバー。得点した者がキーパーになる。)
・歩数   男子 ⇒自由⇒5歩ぐらい⇒ワンドリブルで移動可
        女子 ⇒自由に動き回ってよい
・ドリブル ダブルドリブル可
・得点   男子1点、女子3点、
        女子は、ゴール横のカラーコーンに当てても3点
        女子は、ゴールポストに当たっても3点
       *キーパーの正面にぶつけた場合は、キーパーの得点
・ジャッジ ボールがコートを出た場合、サイドラインの時はスローイン
       ゴールエリア付近やエンドラインは、すべてキーパースロー
・キーパー 得点をした者がキーパーになる。(走って交代)
・時間   4分ハーフ
・勝敗   ①全員触球したチームの勝ち、②得点の多い方の勝ち

* ルールは子供の実態に応じて臨機応変に。
   特に、歩数の制約は段階的に。
 * 全体的に、女子に有利なルールです。
 * キーパーの仕事が多いルールです。

2 6年生の体育館オールコートの授業

○ 昨年度5年時に4時間、今回6年生で4時間授業をした男子のラストゲー
    ムです。
 ○ クラスの男子ほぼ全員です。もう少し上手な子達もいますが、欠席でした。
 ○ 半数の子供は、サッカーです。一人は東北代表メンバーです。
 △ 12月で寒いので、いつも以上にキャッチミスが多いです。

3 考察

○ やっぱり、ルールの工夫ですね。
 ○ 普通のハンドボール、楽しいハンドボールが、1時間目からできます。
 ○ ほぼ全実践で、1時間目から「全員得点達成!!」になります。
 ○ コートで動けなくなり固まる子(特に女子)は、皆無になります!
 ○ 5年1組はこの後、教室でも男女がとても仲よく協力するようになりました。
 ○ おとなしい系の女子が、積極的に体育をするようになりました。
 ○ ハンドボールの魅力は、偉大です。まだまだ未知です。

ハンドボールは、自由度が高いボールゲームです!!

戻る