日 時:平成26年12月
場 所:釜石市立甲子小学校 体育館
児 童:甲子小学校 5年1組
男子15名、女子17名 計32名
指導者:山本 繁、小谷地美穂
児 童:甲子小学校 6年2組
男子14名、女子12名 計26名
指導者:山本 繁、柳原和歌子
6年生授業の動画
○ 3時間日の授業です。
○ 男女混合チームです。(男子3名、女子2名)
チーム編成は、校長がしました。
○ 得点者が、ダッシュで交代しキーパーになります。
○ 女子の得点は3点。クロスバーも3点、カラーコーンに当てても3点。
カラーコーンを加えるのは、我ながらベストです。全員が、サイドからの
シュートを積極的に打ちます。特に女子。投力のない女子も。
○ 女子はオーバーステップなしです。(5時間日からは少し制約しました。)
○ キーパーが活躍、有利なゲームにしています。
ほとんどキーパーボールにしますし、キーパーにぶつけるシュートはキー
パーの得点になります。キーパーが女子なら3点です。
△ 12月で寒いので、いつも以上にキャッチミスが多いです。
やっぱり、パスキャッチが一番の課題です。
△ シュート練習が足りませんでした。
このDVDの授業では、一度もシュート練習や学習をしていません。
本単元の指導にあたっては、子ども達の運動欲求を満足させ、男女みんながシュー
トするゲームにして、ハンドボールの楽しさを味わわせたい。
そのために、以下の7点に留意し、手立てを組む。
① ボール操作を含めた準備運動の工夫をする。(ボールに慣れる)
② 基礎技能習得を保障すること。
(パス、キャッチ、動きながらパスキャッチ、ランニングパス等)
(1人ボール1個で練習、壁当て、ワンドリランニング、シュート等)
③ 1時間の学習では、2試合する。(試合⇒作戦⇒練習⇒試合⇒反省)
④ ボール軌跡図、プレーヤー軌跡図、シュート・触球回数調査等を録りながら、
自分達のゲームを分析させ、スポーツの知的好奇心を高める。
⑤ 作戦版で作戦会議をし、学び合い・教え合いの雰囲気を作る。
⑥ ルールやコートを配慮する。(女子も得点し易くする。)
・コート 18mx12m ゴールエリア5m
片側サイドラインなし(壁反射あり、ボールデッドがない。)
・ゴール 小学生用ハンドボールゴール 3mx2m
・ボール 学校体育用ハンドボール1号球(握れるもの、目に安全なもの)
・人数 6名(うち1名がキーバー。得点した者がキーパーになる。)
・歩数 男子 ⇒自由⇒5歩ぐらい⇒ワンドリブルで移動可
女子 ⇒自由に動き回ってよい
・ドリブル ダブルドリブル可
・得点 男子1点、女子3点、
女子は、ゴール横のカラーコーンに当てても3点
女子は、ゴールポストに当たっても3点
*キーパーの正面にぶつけた場合は、キーパーの得点
・ジャッジ ボールがコートを出た場合、サイドラインの時はスローイン
ゴールエリア付近やエンドラインは、すべてキーパースロー
・キーパー 得点をした者がキーパーになる。(走って交代)
・時間 4分ハーフ
・勝敗 ①全員触球したチームの勝ち、②得点の多い方の勝ち
* ルールは子供の実態に応じて臨機応変に。
特に、歩数の制約は段階的に。
* 全体的に、女子に有利なルールです。
* キーパーの仕事が多いルールです。
○ 昨年度5年時に4時間、今回6年生で4時間授業をした男子のラストゲー
ムです。
○ クラスの男子ほぼ全員です。もう少し上手な子達もいますが、欠席でした。
○ 半数の子供は、サッカーです。一人は東北代表メンバーです。
△ 12月で寒いので、いつも以上にキャッチミスが多いです。
○ やっぱり、ルールの工夫ですね。
○ 普通のハンドボール、楽しいハンドボールが、1時間目からできます。
○ ほぼ全実践で、1時間目から「全員得点達成!!」になります。
○ コートで動けなくなり固まる子(特に女子)は、皆無になります!
○ 5年1組はこの後、教室でも男女がとても仲よく協力するようになりました。
○ おとなしい系の女子が、積極的に体育をするようになりました。
○ ハンドボールの魅力は、偉大です。まだまだ未知です。