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◯ 中央からのシュートに対する速攻での個々の役割

99-2

  両サイド:速攻
  両45度:速攻のつなぎ
  センター:リバウンドボール


未熟練者の特徴

①周りの状況を見ないで走るので,攻撃に参加できない。

②全力疾走でかえってディフェンスに近づきすぎ攻撃に参加できない。

③味方の位置と重複し,攻撃地域を有効利用できない。

指導のポイント

①センターライン付近で周りの状況を判断し,パスを受けやすい空間位置に移動する。

②ディフェンスが前にいる場合は,スピードダウンして相手との間合いをとる。

 防御の人数が少ないときはパラレル速攻が有効であり,同数か多いときはクロス攻撃が有効 である。

練習

①ディフェンスの人数を徐々に多くしていく。

②シュート位置を変えて,それに対応した速攻がスムーズにできるようにする。

 パターン練習に慣れれば,ディフェンスの状況に応じて変化できるようにする。

速攻の展開例

99-3100-1

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