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能練習まで,気を引き締めて臨まなければならない。
ゴールキーパーは,シュートを阻止するための最終的役割を担当する。シュートコースに素早く移動し,前に詰めてシュートコースを限定し,シュートボールを阻止する。
(1)位取りと構え
シューターがシュートモーションに入る前に,そのシュートコースに移動する。肩幅にスタンスをとり,手は肩の位置にリラックスして構える。
①ゴールのバーより50cmほど前に位置する。
②シュートコースの中央に立つ。
③サイドシュートの場合,ゴールポストに近いほうの腕は頭上をカバーして曲げる。
未熟練者の特徴
すべてのコースをカバーして阻止しようとするので,的が紋れない。
指導のポイント
①大型キーパーの瘍合,ゴールの中央に位置してキーピングすると,シュートしにくい。
②小柄のキーパーの場合,ボールの位置に移動し,ボールに近いほうのシュートコースを限定し,残りのコースにシュートさせてキーピングする。
練習
〈ゴール前でフットワーク〉
ゴール前に弧の白線を引き,その上を素早く5往復して時間を競う。
くパスの位置取り〉
補助2名がパスをして,その位置に素早く移動する。
(2)詰め(プレス)
解説
詰め動作は,シュートコースを狭くするだけでなく,シューターに対するプレッシャーを与えるためにも効果的である。ただ,やみくもに詰めたのでは,シューターにループシュートでかわされることになる。シューターがシュートコースを判断する,フォワードスイング開始時ごろに詰めを完了できると効果的である。