ハンドボールはヨーロッパ生まれのスポーツで、ヨーロッパではメジャーなスポーツです。
7人制(インドア)発祥国のデンマークでは国技となっています。またドイツは11人制(アウトドア)の発祥国であり、ハンドボールの普及発展に多大な影響を与えた国です。オリンピックのハンドボールも1972年ドイツ・ミュンヘンオリンピックから始まっています。
ハンドボールは、ゴールキーパーがいるゴールにボールを投げ入れることによって得点を競うスポーツです。
ボールを持って動けるのは3歩3秒です。パスやドリブルをして、相手陣地に入り込み、ゴールをねらいます。
全力で走り、跳び、投げるシュートの場面は、ダイナミックな醍醐味が溢れています。
ボールは小さく、片手で握ってプレイできることから、多彩なテクニックと戦術が生み出されます。
コートの大きさは、バスケットより大きい縦が40M,幅は20Mです。ゴール(2M×3M)の前にはゴールエリアといって、半円状の地域があります。この中に入れるのは、ゴールキーパーだけです。
コート上は1チーム7人までのプレーヤーで戦います。交替は自由におこないます。
ディフェンスは、相手を押したりつかんだりすることは出来ません。相手の前に立ちはだかって、守ります
身体の胴体で相手の進路をふさぐことは許されています。腕を曲げて接触しながら動くこともオーケーです
相手のボールを片手を使って、奪うことは許されています
ゴールキーパーは、全身を使って、シュートを防ぐことが許されていますが、他のプレーヤーは、脚を使うことができません。
スローオフ:試合の最初、得点の後にコート中央から投げることによって競技は開始、再開されます。
スローイン:ボールがコートの外に出たときのスロー
フリースロー:反則(オーバーステップや、ディフェンスの反則など)があったとき
7mスロー:シュートチャンスのプレーヤーにディフェンスが反則したとき。ゴールキーパーとスロアーの直接対決です。
警告(イエローカード):スポーツマンシップや身体に対する反則の時に出されます。個人に対しては一度、チームに対しては3度まで出されます。
退場:イエローカードと同じ反則を繰り返したとき、警告なしで一発で退場になることもあります。2分間の退場となりチームは一人少ない状態でゲームすることになります。
失格:同一プレーヤーが3回退場したとき、重大な反則やスポーツマンシップの違反は一発で失格になる場合がある。