はじめに

第6回の男子ユース世界選手権大会が2017年8月にジョージアにて開催されている。日本はアジア代表として3回目の参加である。予選リーグにて、ドイツ、アイスランドにはまけたものの、開催国ジョージア、チュニジア、チリに勝ち、3勝2敗で決勝リーグに進んだ。決勝トーナメント第一試合の相手は、アフリカの強豪エジプトであった。後半7点差まで離され追う展開になったが、必死の頑張りで勝利をものにした。この試合でベスト8入りを決め日本として初めてベスト4を狙うことになった。ベスト4をかけた相手はスペインであった。ヨーロッパの強国はやはり強く、頑張ったものの勝つことは出来ず、5〜8位決定戦に回ることになった。スウェーデン、ポルトガルと対戦したが勝つことが出来ず8位の成績であったが、日本としては過去最高の成績をあげた。

世界男子ユースハンドボール選手権大会の今回と過去の成績

過去の世界大会の身長等選手像について

調査方法

国際ハンドボール連盟のホームページより、チーム情報をダウンロードして統計処理した。

結果

1)出場選手の身長、体重、年齢、国際試合出場数、国際試合得点

全体の表

表は、出場選手全体の統計結果である。2013年のユース世界選手権大会のデータと比べてみると 身長では少し小さくなっているが大差はないと考えられる。体重はほぼ同じである。


1)出場選手全体と日本選手の身長

下記グラフは、全出場選手の身長を頻度別に表したグラフである。赤のグラフは日本選手を表している。200cmを越える選手が16名いる。

全選手の身長

2)出場選手全体と日本選手の体重

下記グラフは出場選手全員と日本の選手の体重を頻度として示したものである。100kgを越えるプレーヤーが28名いる。

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3)出場選手全体と日本選手の国際試合出場数

下図は、出場選手全員と日本選手の国際試合出場数を頻度で表したグラフである。19才以下であることから、国際経験は少ないが、それでも50試合越える選手が9名いる。

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4)各国の身長

ヨーロッパのチームはアイスランドを除いて190cm近いかそれ以上で他の大陸に比べて大きい。他はブラジルを除いて180cm中頃までである。180cmに達していないのはアジアのバーレーンのみである。下記のグラフは、各国の身長を大陸順に示した。

height-table height-fig

4)各国の体重

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4)各国の国際試合出場数

国際試合の出場数を国別に示したものである。フランス、ジョージア、セルビア、韓国が報告されていないので不明である。ユース年代であるので経験は少ないが、ヨーロッパやアフリカのチームはそれなりに経験を積んでいる。そのなかでポーランドは群を抜いて多いことが分かる。

inter-match macth-fig 表や図に使われる略式国名は次の通りである。

 


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