6.フェイント動作

攻撃技術は,フェイントを駆使し,フェイントの巧劣が表面化するのに比 べ,防御技術の場合は,それほどフェイントといったものが表面化すること は少ない。

攻撃側は,ボールをゴールに入れようと積極的に相手にフェイン トをしかけていくのに対して,防御はボールの動きに遅れずにつき,フェイ ントにかからないようにすることが先決となる。どちらかといえば攻撃はフ ェイントをかける側,防御はフェイントにかからないようにする側といえる。 しかしフェイントが使われないかというとそうではなく,パスカットに出るふりをして(フェイント)相手のパス動作に制限を加えたり,防御に戻るふりを してふいにパスカットに出るなど,ゲームのいろいろな場面で使用されている。

第2章目次へ  防御 の基礎技術目次へ  次のページへ 本書籍目次へ