現代スポーツコーチ実践講座7
6人のポジションのつき方によって,多少ディフェンスの動きは変わってくるが,前述した4つのことが個々のプレーヤーに守られるなら,ディフェンスの役割分担は,特に決められなくてもよいほどのものである。
1-5D・Fを例にとり,個々のポジションでの役割を簡単に記してみたが,あくまで4つの基礎が守られての上のことであり,1対1が簡単に破られたりマークを忘れたりするようでは,どんなシステムもなりたたない。そのようなときは,いろいろなケースがでてきてディフェンスに混乱を引き起こすだけである。
フローターの中央への切り込みとパスを阻止する。パスカットを狙う。
主にボールのある側のポストプレーヤーを守る。図のようにトップディフェンスがふられて,逆のフローターにパスされた場合、中央に攻められた場合は,前につめる。
フローターにトップがつめた場合は,ポストにつく。基本的には,フローターに対しては45°ディフェンスがつめる。