現代スポーツコーチ実践講座7
ゆさぶりの第1段階は,ポジションで軽く動きながら(シュートという可能性を含めて)パスをまわし,オフェンスプレーヤー個々のタイミングをはかりながらディフェンスの状況をうかがうことに始まる。そして,ディフェンスのスキが生じている場所,あるいはディフェンスの弱い場所から切り込みを始める(図11)。この切り込みがよければ,結果として突破の動きとなり,シュートに結びつく。
1人1人がシュートを狙ったとしても,その動きが継続しないと,ディフェンス全体をゆさぶることはできない。少々相手に反則されても,パスをつないでプレーを連続させることが必要である。
ドリブルを伴った1対1を破る動きを1人1人が使いすぎて,攻撃が連続しない状況では,よいゆさぶりはできない。動きを継続するためには,1人1人が常に攻撃態勢を作るように位置どりをすることが大切である。