現代スポーツコーチ実践講座７
ハンドボール
② 相手の特徴ある攻撃に対して，どのようなディフェンスをするか
ａ．マンツーマンディフェンス
ポイントゲッターやリードオフマンを，自由にプレーできないように，マンツーマンプレーで守る。
ｂ．プレスディフェンス
積極的につめてプレッシャーをかけ，相手の自由な動きを阻止する。
ｃ．下がるディフェンス
プレスディフェンスとは反対にゴールエリア付近で守り，シュートをうたせる。
ｄ．カツト戦法
シュートされる前に，パスカットを狙う戦法である。相手の攻撃力に対して，防御力がかなり上回っている場合に有効である。
ｅ．サンドイッチ戦法
１人では守りきれない場合，相手がボールを持ったり，切り込んだ瞬間に２人で相手をはさむようにして守る。
ｆ．特定ゾーンのマーク
ある位置では，相手にボールを受けさせないようにする（図67）｡そうすることによってその位置をはずれた場所で攻撃をさせる。