実戦ハンドボールQ&A
ハンドボールの動作の内容を見てみますとその多くは、パワー的要素が多いとみてよいでしょう。
パワーとは、筋力と筋肉の収縮のスピードであると考えることができます。したがって、パワーを高めるには、力とスピードが関係してきます。
シュートの時のジャンプカ、ボールのスピード、瞬発的なカットインプレーなど是非とも養成しなければならない体力といってよいでしょう。
一般にパワートレーニングは、自分の持っている最大筋力の二〇パーセントぐらいの重量を、スピードある繰り返し回数によって養うことができるといわれています。
ハンドボールのようなボールゲームは、このあたりに注目すべきです。ここでは、対人を利用したパワートレーニング例をあげてみましたので参考にして下さい。
腕立て伏せの状態から両手を床から離して上方に上体をあげ、その瞬間に左右の手の平を打ち、両手を床につけ十分に肘関節をまげる。
このトレーニングの留意点としては、次のことがあげられます。
(渡辺)