2.ハンドボール競技とは

1)授業から見た特性

2)歴史

ハンドボールはその発祥がヨーロッパのデンマーク、ドイツに由来しており、日本への導入は大正11年大日本体育学会夏期講習会で大谷武―氏によって紹介されたのが始まりである。大正15年の指導要綱からスポーツが教材と採用されたが、ハンドボールもその一つの教材となって採用された。競技としては、1940年の東京オリンピックが開催に合わせて大学にチームができるなど発展が始まった。

3)オリンピック

1936年ベルリンオリンピックで11人制ハンドボールが行われた。室内・7人制ハンドボールは1972年ミュンヘンオリンピックで男子が行われ、1976年モントリオールオリンピックからは男女が開催種目になった。日本は両大会ともアジア代表で出場しているが、その後女子は参加できず、男子も1988年ソウルオリンピック以後は出場を阻まれている。世界ではヨーロッパが強く、フランス、クロアチア、ドイツ、スウェーデン,スペインなどが、女子は、ノルウェー、デンマーク、韓国、ロシア、フランス、ブラジルなどが強豪国である。