IHFのウエブページには、各国の加盟状況を載せている。加盟は国としてするのでなく、その国や地域を代表している連盟が加盟している。1国で1連盟の加盟が基本であるが、地域的・政治的理由で複数加盟の国もある。その数は現在(2015.8)195の国・地域の連盟が加盟している。その中には、準加盟メンバー(Associate Member)として2ヶ国、地域メンバー(Regional Member)として2地域が含まれている。195という数字は、世界の国の数である196ヶ国(日本が承認している国)に近い数字であるが、国によっては,前述の通り、複数加盟している国もあるので、国だけの数では186ヶ国である。これは世界の国の92パーセントにあたり、ハンドボールはグローバルな広がりを見せていると言える。

表1は,大陸別に見た加盟数である。

各大陸の加盟数

ヨーロッパ主導で始まったハンドボールであるが、加盟数ではアフリカが52ヶ国(連盟)でヨーロッパより多く、大陸としては一番多い加盟数である。つづいてヨーロッパの50ヶ国・地域、アジア43ヶ国・地域、パンアメリカン34ヶ国・地域、オセアニア16ヶ国・地域の順に続いている。

年次別加盟状況

表2に加盟年次別に各大陸の国・地域の加盟状態を示したが、戦後IHFが創立されヨーロッパ国の加盟によって始まった世界のハンドボールであるが、4年後にはヨーロッパ以外から日本が初めて加盟し、その後パンアメリカ、アフリカからも加盟があり、世界のハンドボールへと歩みを始めている。オセアニアは普及の面からは他の大陸に比べて遅れ、オーストラリアが加盟したのは、戦後初めてオリンピックの種目となった1972年ミュンヘンオリンピック以降の1974年のことであった。大陸別に加盟による普及状況をみると、アフリカは1960年代から、アジアは1970年代、パンアメリカは1990年代、オセアニアは2010年代から急速な加盟・普及が始まったといえる。

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