担当平岡秀雄

Q11 主観を重視した研究の方法は有りますか。

A11 先にも述べたように、スポーツの場面を機材などにより客観的に分析する方法もありますが、 生徒や選手(被験者)が練習や試合で繰り返すことにより学びとった成功体験(主観的観察結果)を、第三者がアンケート法などを使って解明する方法が有ります。

また、熟練度の高い評価者(上級コーチなど)数名による採点による採点法により、技術や戦術の主観的評価に客観性を持たせる方法も有ります。

このような主観観察を丁寧に行うことにより、科学的手法と言われる機材では解析できない事柄をも検証することができます。

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