担当平岡秀雄

テーマ2:攻撃者がフェイントするのかシュートするのかを見分ける方法(運動の先取り・予測)を明らかにする。

デフェンス力を高めるためには、どのような相手の動きにも対応できる瞬発力などのトレーニングを実施すると共に、相手の動きを出来るだけ早く察知して対応できる能力を養う必要が有ります。

そこで、以下に相手の動きを先取りするための要因をあきらかにする方法を説明します。

<研究5>

相手の動作を先取りできる時機を明らかにする。

方法:研究1,2,3を通して、ハンドボールのような対応動作場面では運動の先取り動作から相手の行動を先取りし、対応していることが分かった。そこで、攻撃者の5つのプレー (シュート・フェイント左右・ダブルフェイント・シュートフェイント)を2方向から撮影し、その動作場面が途中で見えなくなるよう編集し、ハンドボールの熟練者と未熟練者に見せ、先取可能時機を明らかにしようとした。

以上の結果、熟練者は未熟練者に比べ、攻撃者の動作をより早く察知することが出来ることが分かった。この結果は、熟練者が余裕を持って攻撃者に対応できることが推察できる。

<研究6>

攻撃動作を先取りする要因(予測の要因)を明らかにする。

方法:研究5で明らかになった防禦熟練者が攻撃動作を先取りできた時機の動作を3次元解析し、5つの動作の異なる特徴を明らかにした。そして、動作の特徴(着目点)を未熟練者に指導した結果、熟練者とほぼ同様の動作的中率となった。

以上の結果から、未熟練者に指導するポイント(先取り要因)を明確にできた。またこの手順で研究を進めると“動作を先取りするための要因”を明確に出来ることが確認された。

Cinii ホームページより 
<研究論文>ハンドボールの防御に関する実験的研究 : 予測について (体育学部創設10周年記念)Etude Experimentale de la Defense en Hand-Ball : Dans le Cas d'une Action Previsionnelle
             http://ci.nii.ac.jp/naid/110000195134

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