突破は1つのノーマークを作る過程のものだけでなく,途中でいくつものノーマークを考えたものが望ましい。その方が何回使ってもD・Fに対応でき,有効なフォーメーションとなるからである。

C.シュート

シュート成功の確率の高い位置で,確率の高いプレーヤーがうつよう組み立てられていることが,フォーメーションの最後の決め手である。

d.セットオフェンスでのフォーメーション例

①位置どり

197-z1

 フォーメーションすべき位置につく。


②ゆさぶり

197-z2

シュートを狙いながらパスをまわす。(ノーマークができればシュートをする)


③突破

197-z3  

Aはシユートを狙って回り込む。Eからパスをもらい,D・Fを引き出すように切り込み,Cのブロックを利用して,回り込んでくるボストのFにパスをする。


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